

「サプライチェーン」とは、原材料や部品の調達、製造、在庫管理、物流、販売までの一連の商流、およびこの商流に関わる複数の組織群のことです。大企業では強固なセキュリティ対策が施されていることが多く、侵入が容易ではありません。そこで、攻撃者はその大企業のサプライチェーンに目をつけます。サプライチェーン内の防御が手薄な組織を突破口とし、標的の大企業への侵入を試みるのです。
今回、IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威2019」でもサプライチェーンの脆弱性が新たにランクインしたことで、セキュリティ対策が不十分な企業は特に危機感を持つ必要があります。踏み台とされる組織の多くは中小企業です。
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の今井勝典警備局長が、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでサイバー攻撃は必ず起こる。」と強調した。
「世界が日本に注目するオリンピック期間はハッカー集団にとって絶好の舞台」
すでに2015年11月に東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のサイトは、サイバー攻撃があり、サイトが約12時間にわたり閲覧不能となっていた。
国内大手のセキュリティ企業が緊急事態発令後の
2017年5月12日21時~5月15日9時の間に確認できた攻撃が右記グラフです。
たった54時間の間に92,141件の攻撃が確認されました。
日本は検知数3位で、13,645件の攻撃が確認されました。
今回の攻撃は日本にとっても決して対岸の火事ではなく、
日本を含めた世界的なサイバー攻撃であると言えます。
中小企業が現在絶対的に不足している最低限の情報セキュリティ対策を、1台で広範囲にカバーします。マルウェアや標的型攻撃、ゼロデイ攻撃などの様々な脅威に対抗するために、従来のネットワークセキュリティ機器に標準搭載されていたファイアウォール機能に加え、IPS、アンチウイルス、アンチスパム、アプリケーション制御、URLフィルタ、アンチボットを実装しています。また、未知の脅威を検出するため、サンドボックス機能をオプションで提供します。
ネットワークのセキュリティを守る機器として、信頼度は重要です。Check Pointは国際的な評価企業であるガートナー社によるリポート(Gartner’s Magic Quadrant Report)で、2017年度最高クラスであるリーダークラスに認定されました。同年リーダークラスに認定された3社のうちの1社であり、高い信頼性の証です。
2016年4月に首都圏で偶然チェックポイント社のUTMの話を聞くことができました。今まで存在こそ知ってはいたものの、具体的な国内の被害事例を知り、今後の対策を考えさせられました。お客様にパソコン・システムを提案する事業をしている上で、まずは自社の導入を急がねばと、即決で導入をいたしました。
その後2017年5月の大規模サイバー攻撃が大きなニュースになった際は、導入されたお客様から多くの安心と導入して良かったという喜びの声が届きました。
2019年1月には、建設関係のお客様から、チェックポイントのUTMが入っていたので、大手発注先と同様のセキュリティ対策が認められ競合案件受注!という嬉しいご報告もいただきました。
目に見えない恐怖であり、実績も見えづらいものですが、今後インターネットが便利になる一方、企業にとってセキュリティ対策は避けては通れないものになってきていると実感しております。
株式会社 栃木事務機
代表取締役丸山秀幸
企業の信頼。私たちの事業にとって1番大切なことです。今回の導入は、日々のお客様とのやり取りで利用するパソコンから、そのお客様に絶対に迷惑をかけてはいけない。というところを重視し決断いたしました。
PCのセキュリティの甘さから、今までのコアな業務の信用まで失ってはいけませんから・・・。
決算前に、ウィルスにやられ大変な思いをしました。1年間積み上げてきた決算のフォルダーがランサムウェアにやられたのです。時間も予算もかけ何とか解決できましたが、同じような思いは二度としたくありません。従業員一人一人のパソコンの利用状況を把握するのは困難です。インターネットを利用しないわけにもいきません。必然的にUTMの導入に至りました。
ある日外部から、「ボットに感染しています!」と・・・。結果2日間、PCの操作に追われ仕事になりませんでした。UTMの提案を受けた時、既にボットウィルスの名称は知っていました♪納期・工期が重要な仕事ですので、UTM導入で一先ず安心かな?
ウィルス感染がきっかけで、UTMの導入を決めました。1年後。大手様から、複数社競合ではありますが、仕事の問い合せをいただきました。3社に絞られ、最終の打合せの際、弊社のインターネットセキュリティに関する質問をいただきました。現状のセキュリティ対策を報告したところ、その日のうちに案件受注ができました。発注先と同じUTMでした。
いいえ。必要です。
例えばUSBメモリによる社内感染などは、ネットワークの出入り口を監視しているUTMを経由しない為、保護できません。
UTM+各PCのセキュリティソフトの多重防御対策が必要です。
体感できるほどの速度の変化はございません。数値上、多少の速度低下がある場合はございます。
はい。もちろんございます。
パソコンや自動車同様に性能やオプション機能等の違いがあり、全てを考慮した上でのお勧めできる商品を選定しております。
詳しくはお問合せください。
いいえ。関係ありません。
接続される個々のOS環境は問いませんので、Mac・Windowsともご利用いただけます。